台風27号(チョーイワン)は、10月5日夕方から6日はじめにかけて、非常に強い勢力で小笠原諸島へ接近するおそれがある。気象庁が4日04時51分に発表した第3号によると、小笠原では4日からうねりを伴う高波への警戒が必要だ。最接近の時間帯だけを見て行動を決めないことが大切になる。
予想される波の高さは4日が6メートル、5日と6日が8メートル。いずれもうねりを伴う。これは小笠原諸島を対象とする予報であり、すべての海岸で同じ高さの波が観測されるという意味ではない。
小笠原諸島の予報(10月4日04:51発表)
| 日付 | 波の高さ | 風・接近の見通し |
|---|---|---|
| 4日 | 6m・うねりを伴う | 接近前から高波に警戒 |
| 5日 | 8m・うねりを伴う | 最大風速23m/s、瞬間35m/s |
| 6日 | 8m・うねりを伴う | 最大風速23m/s、瞬間35m/s |
接近のおそれは5日夕方〜6日はじめ。地域別の予想値であり、最新情報で更新を確認する。

接近前から高波、5〜6日は風にも注意
気象庁は、小笠原諸島では6日にかけて高波に警戒し、5日から6日にかけて強風に注意・警戒するよう呼びかけている。5日、6日ともに予想される最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルだ。中心が最も近づく前から波が高い点が、今回の行動判断で重要になる。
台風の中心の進路だけを追っていると、接近前の海の危険を見落としやすい。図は進路図ではなく、気象庁の地域別予報を日ごとに並べたものだ。波と風の数値は予想値で、観測結果ではない。
海辺の予定は見直し、移動は運航情報と照合
高波への警戒が呼びかけられている間は、海岸や防波堤に波の様子を見に行く行動を避けたい。海辺の活動を予定している場合は、最接近日まで待たずに実施の可否を見直す必要がある。滞在先では自治体や施設から出る案内も確認しておこう。
小笠原への移動や島からの帰路を予定している人は、利用する事業者の運航案内を確認し、気象庁の最新情報と合わせて判断したい。本稿では個別の便の欠航や運休は確認していないため、予報だけを根拠に特定の便が止まるとは断定しない。
予報の発表時刻を確かめて更新を追う
この記事が基にしたのは4日04時51分の全般情報で、同情報では次の発表を4日17時ごろと案内している。ただし、17時まで情報が変わらないという意味ではない。最新の台風情報や警報・注意報は、本文末の気象庁リンクから確認できる。
接近時期や勢力は今後の予報で変わり得る。判断の基準にしたいのは「台風がまだ遠いか」だけではなく、いまいる地域にいつ、どの危険が予想されているかだ。小笠原では、まず4日から続く高波を意識し、その後の風の強まりにも備える必要がある。
下記の公式資料を基に編集部が作成。図は理解を助ける説明用のもので、現地写真ではありません。
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