10月21日10時4分ごろ、千葉県北西部を震源とする地震があり、東京23区などで震度2を観測した。気象庁が10時9分に発表した情報では、震源の深さは70キロ、規模はマグニチュード4.0と推定される。この地震による津波の心配はない。
関東で午前中に感じた揺れについて、震源・震度情報と発生直後の速報が検索結果に並んでいる。速報の予測に出た震度3程度以上と、その後に公表された最大震度2は、同じ種類の数値ではない。どの段階の情報なのかを、気象庁の発表時刻とともに整理した。
同じ地震の二つの情報
| 発表 | 内容 | 数値 |
|---|---|---|
| 10:05:23.9 第7報 | 緊急地震速報の予測 | M4.3/深さ80km/最大震度3程度以上 |
| 10:09 震源・震度情報 | 観測震度と震源の速報値 | M4.0/深さ70km/最大震度2 |
2026年10月21日、日本時間。予測値と観測結果を区別。津波の心配はない。
関東の各地で観測された揺れ
震度2を観測した地域は茨城県南部、埼玉県南部、千葉県北西部、東京都23区、東京都多摩東部、神奈川県東部。これは各地域の最大値で、地域内のすべての地点が震度2だったことを意味しない。
例えば東京千代田区大手町では震度2、同区の富士見と麹町では震度1だった。千葉県市川市でも大町と本行徳は震度2、八幡は震度1。自分の場所の揺れを確かめたい場合は、都県や市区の名前だけでなく観測点の行まで読むと違いが分かる。
速報の予測値と観測震度は役割が違う
気象庁の緊急地震速報の履歴では、10時5分23.9秒の第7報は、マグニチュード4.3、深さ80キロ、最大震度3程度以上という予測を示している。一方、10時9分の震源・震度情報は規模4.0、深さ70キロ、観測された最大震度2を伝える。図ではこの二つの段階を分けた。
この差を、地震が後から震度3から2へ弱まったという時系列として読むのは適切ではない。前者は緊急地震速報の予測、後者は観測された揺れを含む情報だからだ。なお、ここで扱う規模や震源は速報値であり、地震の発生原因や今後の地震の見通しをこの差から推定することもできない。
地域名から観測点までたどる
下の「震源・震度情報」を開くと、地域別の一覧に続いて観測点ごとの震度を確認できる。「緊急地震速報の発表状況」には各報の時刻と推定値が並ぶ。今回の揺れを調べる際は、まず10月21日10時4分の地震であることを合わせてから、観測震度の欄を読むとよい。
今回確認できる答えは、千葉県北西部の地震で関東各地に震度2の揺れがあり、津波の心配はないという気象庁の発表だ。交通の運行状況や個別の被害はこの発表だけでは分からない。更新された地震情報が出た場合も、予測値と観測値、地域最大値と各観測点を分けて読むことが判断の基準になる。
気象庁の10時9分発表を茨城県防災情報の原文で確認し、気象庁の緊急地震速報履歴と照合した。規模・震源は速報値。被害や交通、将来の地震を推定しない。
AIを資料整理と執筆に活用し、公開前に根拠を確認しています。 編集方針 →